「セレクトセール2021」無事に終了しましたね。
しばらくはあの独特な掛け声や
耳に残る印象的なフレーズが
頭をぐるぐるしそうです。
あんなに早口でその場の状況に合わせて
周囲をしっかり見て聞いて頭も口もフル回転。
ものすごく疲れると思います。
うっかり噛んでしまったとしても
「あ、噛んじゃった」なんてもちろん言えず
笑う事すらできない雰囲気。
プレッシャーが凄そうですね。
ですが、とっても気持ち良さそうに
聞こえたのが、父Justifyを
読み上げるとき。
ジャーーースティファーーーーイ
といった具合に思わず私も何度も真似して
復唱してしまったほど良い響きでした。
しばらくセリの掛け声にハマりそうです。
さて、そんなどうでも良い話は置いておいて
最高落札額で落札された
セルキスの2021のセリの様子は
たまたま見ることができました。
上場番号428 セルキスの2021
4億1000万円(税抜き)で落札されました。
落札者は、小笹芳央(おざさ よしひさ)氏。
父 | キズナ |
---|---|
母 | セルキス (母父 Monsun) |
半兄ヴェロックス(牡5)
14戦3勝[3-3-3-5]
2019年 皐月賞(GI) 2着
2019年 東京優駿(GI) 3着
2019年 菊花賞(GI) 3着
本日のセリは当歳馬だったので
ほとんどの仔が母馬と一緒に登場。
掛け声やハンマーの音に驚いていたり
母馬の方がなんだか落ち着きがなかったり
1頭のみで登場して頑張っている仔がいたり
様々でしたが無事に終了して何よりです。
昨年も思ったのですが、もうすぐ当歳馬は
母馬とお別れか…と思うとなんともいえない
気持ちになったりもしました。
私にとっては非現実的な金額が行き交い
そんな中で○百万円での落札馬がいると
あまり値がつかなかったな…なんて
思ったのですが、よくよく考えたらとんでもない。
十分凄い値です。
今年の当歳馬の落札額は過去最高額を上回り
2日間の総売上も過去最高額
(225億6100万円)に
なったのだとか!
もう理解が追いつかない金額です。
ずーっとずっとずっと先かもしれないですが
いつか、馬を落札する際には
引退後の保障も含めて購入するルールと
なったら良いなと思いました。
高額な値が付けられた馬にも
そうでない馬にも、できるだけ幸せな
未来が待っていますように。
最後までお読みいただいた皆さま
ありがとうございました。